2023/07/26 10:29
ハンドドリップのやり方次第でコーヒーの味が変わることをご存知ですか?
コーヒーはとても繊細。
おいしさを最大限に引き出すのがバリスタの仕事です。
専門知識や技術がなくても、誰でも絶対に美味しくドリップできる方法はないかと考え、
試行錯誤と検証をかさねてたどり着いた「4回に分けて注ぐだけ」で誰でも簡単においしくドリップできる方法をご紹介します!
とっても簡単なので、是非マネしてやってみてくださいね。
【超簡単なハンドドリップ入門編】はじめてでも美味しくコーヒーを淹れられる方法
今回は入門編です。
ハンドドリップが初めての人でも簡単においしく淹れられます。
お湯を4回に分けて注ぐだけ!とっても簡単です。
用意するもの
【コーヒー1杯分】
・コーヒー粉 20g (中挽き)
・お湯(85℃〜90℃ぐらい) 250g
・ケトル(なるべく注ぎ口が細いもの)
・はかり
・サーバー(抽出したコーヒーを受ける入れ物)
・ドリッパー(サーバーの上に置く三角の形のもの)
・コーヒーフィルター(コーヒーの粉を濾すための紙で、ドリッパーにセットして使います)
では早速やっていきましょう!
1. 器具をあたためる
サーバーにドリッパーとフィルターをセットし、フィルターが全体的に濡れるようにお湯をまわしかけます。
お湯が落ちきったらサーバーのお湯を捨てます。
2. コーヒーの粉20gをはかってドリッパーに入れる
コーヒーの粉 20gをドリッパーに入れます。
味にむらが出ないように、軽く左右に振って表面を平らにしましょう。
3. 1回目は30gのお湯を細くまわしかけ、30秒待つ
真ん中から外側に円を書くように、お湯を細く出しながらゆっくりと注ぎます。
フィルターにお湯がかからないようにするのもポイントです。
はかりが30gになったら注ぐのをやめて、30秒待ちます。
この30秒で、コーヒーの粉から余計なガスを抜いて味の成分をしっかりお湯に溶かします。
4. 2回目は60gのお湯をゆっくり円を書くようにまわしかける
2回目は、60gのお湯を注ぎます。
はかりの数値が「90g」になるまでお湯をゆっくり真ん中から回しかけるように注ぎます。
はかりが90gになったら、ドリッパーのかさが減るまで少し待ちます。
粉の表面がへこんできたら3回目のお湯を注ぎます。
お湯が落ちきる前に注ぐのがポイントです。
5. 3回目は70gのお湯ををまわしかける
3回目は70gのお湯をまわしかけます。
注いだら、少し待ちます。
6. 4回目は90gのお湯を真ん中だけに注ぎ続ける
ある程度かさが減ってきたら、最後に90gのお湯を注ぎます。
最後は、真ん中を狙ってまっすぐ注ぎ続けるのがポイントです。
ここで濃度の調節をするんです。
はかりの数値が「250g」になるまで注ぎましょう。
はかりが250gになったらコーヒーが落ちきるのを待ちます。
最初の30秒以外は時間を気にしなくていいので、ゆっくりていねいにドリップしてみてくださいね。
ポタ、ポタ、と点滴のように落ちる感じになったらドリッパーをはずして他の容器に移しましょう。
250gのお湯を注いで 出来上がるのは200gのコーヒーです。
カップ1杯、一人分です。
とっても簡単なので、試してみてくださいね!
noteにいろんな記事を書いてるのでそちらも良かったらご覧ください。